本人の十分な反省と両親の監督状況をアピールして無事に保釈が認められ、執行猶予が付きました。
事件発生の経緯
Aさんが友人と一緒にいた際に警察官から不審な行動を取ったと疑われ、職務質問をされたところ、所持していた大麻を発見され、現行犯逮捕をされました。
相談~解決の流れ
Aさんの逮捕直後にAさんのご家族からご依頼を受け、すぐにAさんとの接見に行ったところ、Aさんは容疑を認め、反省しているとのことでした。勾留が長くなったため、職場には身柄拘束されている事実を弁護士から報告し、自主退職の手続きを取りました。起訴後に保釈請求を行ったところ、無事に認められ、裁判では目標通り執行猶予判決を得ることができました。
解決のポイント
大麻のような薬物事案では、大麻に関係をした人物との関係を遮断することが極めて重要ですので、まずは本人がその点を理解し、関係者との連絡を断つことを誓約しました。また、本人の反省を示すための文章を作成しました。さらに、Aさんのご両親とAさんの関係は極めて良好で、ご両親はAさんの更生を心から願っていましたので、その点を裁判所に報告し、両親の監督能力の高さを示しました。その結果、無事に保釈の請求が認められました。保釈後は病院に通院し、その経過も裁判所で報告し、無事に執行猶予を得ることができました。
全国の各オフィスから寄せられた解決事例をご紹介しております。
(※ベリーベスト法律事務所全体の解決事例となっています)