前職での横領の疑いをかけられ、突然逮捕。事実関係を整理し、被害会社との示談を成立させたことで不起訴(処分なし)となった
事件発生の経緯
都内某企業に勤める会社員である田中さん(仮名:男性)は、前の職場で会社のお金を横領したのではないかとの疑いで、事件があったとされる日から1年半も経ったある日、突然逮捕されてしまいました。
相談~解決の流れ
ご本人からの呼び出しを受け、逮捕勾留されている警察署ですぐに今後の対応を協議しました。
ご本人は、一部については認めていましたが、大部分については否定されていましたので、その点を検察官に意見書を提出しました。
また、法律的な話ですが、事実関係を伺うと、業務上横領ではなく、窃盗にすぎない事案でしたので、これも意見書を提出しました。さらに、被害会社と示談をまとめ、これを裁判所や検察官に提出しました。
解決のポイント
示談をまとめることができたのが、処分がされなかった理由だと思います。
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