元交際相手を恐喝した容疑で通常逮捕。勾留請求却下で迅速な身柄解放ができました。
事件発生の経緯
Aさんは、元交際相手が浮気をしていたことに逆上し、金員を要求し、性行為時の動画をネットにばら撒くと言ってしまいました。
その後、突然、自宅に警察が来てAさんは逮捕されました。
相談~解決の流れ
Aさんのお住まいは関東ですが、Aさんの母親から、関東エリア外の警察に連れて行かれたとのことで、当事務所へご相談をいただきました。
当事務所の弁護士が早急に接見に向い、すぐにAさんの母親から身元引受書等をFAXにて入手し、勾留請求を却下する旨の意見書を作成しました。
その後、裁判官と面談し、被疑者が普段は真面目であり、被害者の本名も住所も知らない旨を伝えたところ、勾留請求却下に成功。
検察官に準抗告されましたが棄却され、逮捕の翌日に身柄解放されました。
そして、被害者との示談が成立し、起訴猶予処分となりました。
解決のポイント
勾留請求却下については、裁判官との面談において、被疑者の身体拘束の不利益が大きいことと、被疑者は被害者の本名も住所も知らず、被害者の居住地は関東エリア外と遠方であり、接触の危険がないことを主張できたことが大きかったと思います。
全国の各オフィスから寄せられた解決事例をご紹介しております。
(※ベリーベスト法律事務所全体の解決事例となっています)