弁護士コラム

ある日突然警察から電話があれば、心臓が跳ね上がる思いをするかもしれません。家族が事故や犯罪に巻き込まれたのかなど、多くの不安が頭をよぎることでしょう。しかし警...

刑事事件の被疑者として逮捕されると、逮捕による最長72時間以内の身柄拘束を受けたのち、検察官からの請求を受けた裁判官の許可で勾留による身柄拘束を受けるのが一般...

「取り調べ」と聞くと、犯罪の疑いをかけられた人物が逮捕された後に行われる手続きだとイメージする方が多いかもしれません。しかし取り調べは犯罪の被疑者に対して行わ...

令和3年4月、小動物を生きたままヘビに食べさせる動画を配信した男が動物愛護法違反の疑いで書類送検されたとの報道がありました。ここで、「書類送検された」とは一体...

罪を犯して逮捕されてしまっても、検察官が起訴猶予の判断を下す場合があります。起訴猶予になれば即日で身柄を釈放され、刑事裁判も回避することが可能です。令和2年版...

放火罪について、建物などに火をつける重大な犯罪だと理解している方は多いでしょう。しかし、火をつける対象が建物以外だった場合でも放火罪が成立するのか、中に人がい...

平成29年6月15日、テロや振り込め詐欺などの組織的犯罪を計画・準備段階で処罰できる共謀罪（テロ等準備罪）が成立しました。これにより国際的な組織犯罪の防止に関...

少年事件と成人の事件では、逮捕後の流れが異なるだけでなく、収容される施設にも違いがあります。刑事事件を起こしてしまった未成年の少年が収容される施設には「少年鑑...

ニュースや新聞などで「被害者は刑事告訴する方針だ」などと報道されることがあります。令和3年3月には、大阪府内の自治体で勤務する非常勤職員が不正な事務処理によっ...

家宅捜索は、犯罪の証拠を見つけるために行われる強制捜査です。捜査員が被疑者の自宅に出向き証拠品を持ち出すシーンを、テレビで見たことがある方も多いでしょう。しか...